誕生ストーリー

作品の中にいつも

物語がある

ムラーノ島に向かう船からのPic

きっかけは、突然現れる。人生は偶然の重なりのように、僕がステラクローチェをデザインしようと思ったきっかけも、それはまた偶然であった。輸入会社として起業した自分にとって、いいものを発掘しよう、それがここムラーノ島を訪れた理由だった。

とある工房での一枚

ムラーノ島を自分の足で回り、開いている工房を見つけては、手当たり次第ドアをたたき、工房の作品を見せてもらった。しかし、次の工房も、そしてまた、次の工房も、自分がしっくりくるフレグランス容器が見つからなかった。

ただ一つ気が付いたことがあった。それは、フレグランス容器としては使用できないものの、自分がムラーノ島で印象に残った作品や、イタリアのインテリアの見本市などで気になった商品の数々が面白いほど、イタリアの高級百貨店で目にしたことだった。そのときに・・・、

“自分の感性を信じてみよう”・・・。

それから急に、自分の目にするものすべてに、中心点が見えてくるようになった・・・。

中心点とは、その名の通り、プロダクツのバランス上、中心になるところ。僕の場合は、見るものすべてに中心点が映し出されるようになったことで、まずいろんなバランスの十字を書くことにした。そして次に輪郭を描いていく中で、最後に写真のような1つの案にたどり着いた。

Stella Croce(ステラクローチェ)とは、イタリア語で“十字星”のこと。処女作であるこの作品は、僕の十字星であり、それはぼくの原点となった。

戻る