誕生ストーリー

その作品の中に詰まった物語

シルクスクリーンプリントの様子 (“EGIZIA”より)

きっかけは、イタリアの展示会で、シルクスクリーンプリントを得意とするガラス装飾メーカーとの出会いだった。「君が希望するパターン(模様)をどんな柄でもガラスにコーティングできる」という言葉にとても惹かれ、このイタリアの会社と新作の企画をスタートすることにした。

コンクエストの最大の魅力は、24kゴールドやプラチナといった上質な素材を用いて表現されたパターン。ファッションデザイナーが老舗生地メーカーのアーカイブより生地を選ぶように、私もメーカーから数多くあるパターンを選ばせてもらったり、自分が製作したパターンを提案したりした。

ここで苦労したエピソードの1つを紹介すると、ボトルのプリントには、どうしても避けられない問題として、継ぎ目がある。始まりと終わりをいかに自然に見せるか・・・という課題だった。

Jun Miyataが製作した展開図“イプシロン”

4つのパターンには、それぞれ継ぎ目を自然に見せる工夫がなされている。「ゴールドグレカ」であれば、規則的なパターンの空間を使用。「コーラル」であれば、スタートと終わりがない絵柄を用いている。「プラチナスクエア」であれば、不規則な空間を持った幾何学模様によって継ぎ目を錯覚させている。そして一番苦労した「イプシロン」では、大きな幾何学模様によって継ぎ目を錯覚させるように工夫されている。

コンクエストは、それぞれ別々の方法を用いて継ぎ目を自然に見せることで、4つのパターンの個性が表現されている。

上部装飾の試作時の写真

また、コンクエストの特徴の一つとして、異素材の融合がある。上部の装飾は、アルミ18kコーティング(ゴールドグレカ)、アルミ光沢ニッケルコーティング(プラチナスクエア)、ブビンガウッド(コーラル)、朴(イプシロン)が使用されている。さらに台座には、天然大理石を使用することで、インパクトと高級感も併せ持ったコンクエストが生まれた。

イタリアのシルクスクリーン技法によって生み出された24Ktゴールドやプラチナ素材が織りなすエレガントな輝きのデコレーション。そこに、日本の匠の技により丁寧に仕上げたトップピースが加わることで、洗練されたラグジュアリーなフラコンを実現。

ハイエンドなモダンライフを“Con-Questo”=「これと共に」
お楽しみください。

“コンクエスト リーフレット引用”

プラチナスクエア with マーブルベース

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